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日別アーカイブ: 2011年10月27日
腹部の手術を受けたことがある方へ ~特に鍋物の時期は要注意
今回も昨年の同じ時期に私のFBのノートに書いたものです。意外とみなさんご存知でない方が多かったですね。 盲腸(急性虫垂炎)、胆石症、帝王切開、胃がん、大腸がん、卵巣嚢腫など、腹部の手術をうけたことがある方は、腸と腸が癒着していたり、腸と腹壁が癒着していたりします。多かれ少なかれ必ず癒着します。 急性虫垂炎の手術を受け、ほんの小さい傷しかない人でも、数十年後に急に腸閉塞になったりすることもあります。 これは、腸管は絶えず動いているので、たまたま今までとは違う狭いスペースに入り込んだりすると、腸管自体を圧迫して通りが悪くなることになります。ここに運悪く消化の悪いものを食べていたりすると、詰まってしまい、腸閉塞になるわけです。 食べ物の通り道は口から肛門まで1本道ですから、腸閉塞になると詰まってしまって、場合によっては、のたうちまわるほどの痛みになります。 救急車でそのような患者さんが運ばれた場合、点滴のみで絶飲食になり、鼻からチューブをいれっぱなしで、たまっている消化液などを排出して、保存的に経過をみますが、奏功しない場合は、開腹手術になります。 このとき、出てくるものは大体、海草類やこんにゃく類ですね。消化しないで狭いところに詰まっています。 これからの鍋の時期は要注意なんです。糸こんにゃくとか、わかめとか。。。 腹部手術を受けたことのある方は、海藻類、こんにゃく類はやめておきましょう。 ↓↓↓↓↓こちらに「いいね!」や「+1」、「ツイート」などお願いします!