昨年の同じ時期に、Facebookの個人のノートに書いたことですが、そろそろまた注意しないといけない時期になりました。
水をとることにより便に水を与え、便をやわらかくし、また体を動かすことで腸の動きを助けることになります。
しかし、寒い時期になってくると、どうしても水分摂取量が減り、体を動かす機会も減ることが多いため、便秘(注)になりやすくなる人が増えます。
(夏場は夏場で発汗などで水分がとられて便秘になる人もいますが。。)
そこで、当院ではよく水をとり、野菜や果物、ヨーグルトなどの乳酸菌を摂るようにお勧めします。
ここで、水と書きましたが、水分ではありません。水分摂っているが便が芳しくないという人によくよく聞くと、コーヒー、紅茶、緑茶などよく摂っているという人がいます。カフェインは利尿作用があり、尿で水が出て行くため便にいく水が不足しますので、朝1杯くらいにしてください。
水、麦茶、野菜ジュース、豆乳、牛乳などにしてください。
さらに、緑茶にはカフェインのほか、タンニンという便を硬くする成分が入っています。。
このタンニンは柿にもはいっており、渋味の成分でもあります。甘い柿や干し柿にするとタンニンの効果はなくなるようですが、ひどい便秘の人にはお勧めしていません。
柿、カフェインに気をつけましょう!
(注)便秘とは、いろいろなところで定義されていますが、当院の見解はご老人で食べる量が少ない等でない限り、毎日食べるわけですから、毎日でること。さらに毎日出ていても肛門が切れるくらい硬い便は便秘です。理想の便は、肛門にトラブルがない場合、指2本かそれ以下の太さで、つながる便です。コロコロ便はよろしくありません。
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